カテゴリー「再生可能エネルギー」の13件の記事

2013年6月26日 (水)

発電一周年

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PVひまわり発電所の所長になって今日で1年が経った。設置は昨年の6/16だったが、東電との系統連系が出来、発電を開始したのが6/26。やっと、1年、感慨深いものがある。

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今日はあいにくの雨模様だったが、それでも発電しているから驚き。設置業者のミスで発電などの数値が2倍に出た日が5日間あったが、この1年間の総発電量は7365kw。メーカーの年間発電予想5628kwの約1.3倍で、東電への売電量は5922kw。、なんと予想発電量を超えている。Photo_3

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エネルギーの自給を目指し、せめて自家消費分の電気は作ろうと始めたが、予想以上の結果である。環境貢献度は、成木で165.4本、CO2削減量で2316.3kg・Co2、石油換算で1671.8lになる。我が家の懐への貢献度も凄く、オール電化にして電気使用量は1.25倍になったが、プロパンガスや給湯用の灯油代がなくなり、光熱費は半分以下の7万円弱。年間売電額は25万円弱、このまま推移すれば初期投資を8年半で回収できる。ゼロ金利に近い今日、驚くべき投資効率である。企業がメガソーラーに続々と参入する所以である。

自家発電を開始し、一番変わったのは私自身かもしれない。連れ合いさんからかつて「似非エコロジスト」と揶揄されていた私が、モニターによる「見える化」によっていかに消費電力を抑えるか細かくチェックするようになり、真正エコロジストになったかも。

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190w_1

庭に190wのパネルを設置し、居間のTVやPCの電源をまかなう独立系を自分で構築したり、車中泊用に改造した軽ワンボックスカーにも100wのパネルを設置している。エネルギーを自給できるって、楽しい! この1年で、しっかり”ソーラー・マン”になった私です。

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2013年6月14日 (金)

反原発巡検一人旅

アメリカ・ソ連に次いで原発事故が起こるとしたらフランスか日本だろう、と生徒に話したのは24年前だが、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を読んだのはいつだったやら・・・。

東京電力福島第一原発事故から23ヶ月。警戒区域が狭くなったとの情報があり、岩手で行われたイベントに参加後、震災・津波・原発事故のその後を検証すべく宮城・福島の海岸線を南下した。

PhotoPhoto_2先ずは震源地に最も近い原発なのに、地震・津波の被害はほとんどなく電源確保・冷温停止が出来た女川原発。津波想定水位を過去のデータから高く見積もり9mとし、更に5メーターかさ上げして施設設置をした。予想水位を3mと低く見積もり大惨事を招いた東電とはえらい違いだ。いま、停止状態だからか線量は低く0.06μSv/h。

原発敷地の手前で測定していたら、監視カメラで見られていたのか警備員が飛んできた。

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Photo_4Photo_5この日(6/10)は、宮城県石巻市の道の駅・上品の郷泊。レストラン・コンビニ・農産物直売所・畳敷きの休憩室、更に温泉や足湯まである。驚きは、これら施設の電気はソーラーパネルから供給されていたこと。三菱製の190W×6011.4kwhだった。我が家の約2.5

倍の設置容量だ。

Photo_7翌日は、3.11の五ヵ月後に訪ねたルートの逆バージョン。仙台空港のある名取市周辺は、大分、復旧が進み瓦礫はほとんどなく、除塩作業が進められていた。道路の海と反対側では田植えが済んでいたのには驚いた。

1.8m浸水したという被災者の方と話が出来た。家の周りに生垣があったから流されずに済んだ、と言う。海側にその形跡がないと思ってみていたら、「根こそぎやられたが、おかげで助かった」と。我が実家もそうだったが、水勢を弱める生垣って凄い。木曾三川周辺で学んだ水防は、気候変動が激しく、爆弾豪雨が起こるようになった今日、再評価されるべきだろう。

Photo_24その被災者の方に「防潮堤のお陰でほとんど流されずに、家が残っている所がある」と聞き、訪ねたのは旦理町。修復中の防潮堤と道路を挟んですぐ家が立地しているが、解体された家は数軒のみ。目の前がすぐ海なのに被害が少ないのは、これまた驚きであった。

Photo_11Photo_9Photo_10名取市から海岸線を南下していて気づくのは、復旧の進捗状況が福島に近づくにしたがって遅々として進んでいないこと。除塩作業が終わり田植えが済み復興に向けて歩みだしている所、除塩作業をして区画整理中の所、瓦礫はないが塩が噴出し白くなっている田んぼなど。県境付近から除塩作業は行われずに農地は放置されている。南相馬にいたっては、まだ田んぼの中に車などが放置されているところすらある。

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国道6号線を南下していたら南相馬市小高区でソーラーパネルを発見。車を止めてよく観察したら、福島実証モデルの一つ・「ソーラーシェアリング」事業だった。内容は看板を見てください。パネルの数30×16480枚で1枚が200wなので都合96kwの設備だ。

Photo_17素人目ながら心配したのは、空中架台の風力強度が弱いのではないかということ。感心したのは、パワコンのボックスが木製の百葉箱風のものでできていたこと。これなら確かに涼しいかも。ファンが内蔵されているかは不明。農地に植えてあるものが分からず、詳しいことが知りたくて市役所の新エネルギー課を訪ねたが、詳細は一切わからず。

県のHPから実証モデル事業の採択案件一覧と連絡先、南相馬市の「再生可能エネルギー推進ビジョンの概要」の資料をいただいたらなんと、私が会員のPV-netも採択されているではないか。市のビジョン目標値によれば、再生可能エネルギー導入比率を2020年に65%2030年には100%に設定している。凄い!

 

さて、今回の旅の最大の関心事、空間線量がいかほどかという測定。線量計は高額なので私が持っているのは、コストパフォーマンスがありながら性能もまずまずのもの。学術的には耐えられるものではないが、市民レベルではこの程度のもので十分だろう。

以下、計測した12地点のデータを一覧にしてみた。

                                                                                                                                                                       
 

 

 
 

空間線量測定結果(6/76/12

 
 

 

 
 

(μSv/h

 
 

 

 
 

測定場所

 
 

所在地

 
 

日時

 
 

線量

 
 

1

 
 

安達太良SA

 
 

福島県本宮市

 
 

6/07,08:15

 
 

0.20

 
 

2

 
 

長者ケ原SA

 
 

宮城県古川市

 
 

6/07,10:47

 
 

0.07

 
 

3

 
 

女川原発敷地入口

 
 

宮城県女川町

 
 

6/10,16:08

 
 

0.06

 
 

4

 
 

鹿狼温泉

 
 

宮城県新地町

 
 

6/11,14:28

 
 

0.17

 
 

5

 
 

道の駅・南相馬

 
 

福島県南相馬市

 
 

6/12,07:45

 
 

0.20

 
 

6

 
 

浪江町高瀬交差点

 
 

福島県浪江町

 
 

6/12,10:10

 
 

0.21

 
 

7

 
 

警戒区域検問所

 
 

福島県浪江町

 
 

6/12,10:21

 
 

0.63

 
 

8

 
 

docomo浪江店付近

 
 

福島県浪江町

 
 

6/12,10:25

 
 

0.37

 
 

9

 
 

南相馬市役所

 
 

福島県南相馬市

 
 

6/12,12:19

 
 

0.22

 
 

10

 
 

飯舘村公民館

 
 

福島県飯舘村

 
 

6/12,13:08

 
 

0.55

 
 

11

 
 

飯舘村役場前路上

 
 

福島県飯舘村

 
 

6/12,13:16

 
 

0.90

 
 

12

 
 

飯舘村役場前草地

 
 

福島県飯舘村

 
 

6/12,13:21

 
 

1.19

 
 

13

 
 

川俣町役場跡

 
 

福島県川俣町

 
 

6/12,14:02

 
 

0.20

 
 

*測定器   : エアカウンター_S(エステー株式会社)

 
 

 

 
 

*測定方法 : 地上高1mで3~4回測定した平均

 
 

(誤差は、±20%

 

Photo_18浪江町高瀬の交差点付近が低いのは意外だった。この交差点から中に入ろうとしたが、遮断されていて入れない。国道6号を中に入ったこの先から避難してきた教え子がいたので、現況を知ろうとしたが、叶わず。おそらく警戒区域内はかなりの線量なのだろう。

Photo_20Photo_19私が行けたのは、双葉町手前の事故炉から推定5km地点の検問所まで。ここから先は通行証のある者のみ9:00~16:00の間だけ通行できるらしい。陸前浜街道を南下する私の計画はここで潰えて、引き返すしかなかった。しかも、東北自動車道方向に行くには富岡街道も立ち入り禁止で南相馬まで戻るしかない。まあ、飯舘村に行くつもりだったのでさして問題はないが・・・。

Photo_21Photo_22Photo_23再度、上の測定データをご覧ください。北西の方向にあり、全村避難の飯舘村の数値が極めて高いのは一目瞭然。しかも、側溝に近い道路上の数値以上に1m離れた草地の数値が高い。事故の

5か月後に飯舘村を通過した時は、まばらではあったが生活の匂いも感じられたが、いまや小鳥のさえずりも虫の音も一切聞こえてこない。カラスさえもいない、まさに「沈黙」の世界であった。音といえば、県道12号原町川俣線を通る車の音のみ。青葉の目にしみいる美しい風景がありながら、生命を感じることができないのだ。この村民の方々の怒りと悲しみはさぞかしだろう! ここに佇んでいたら目が潤んできた。川俣町を経て、今回の「反原発巡検一人旅」を終え、帰路についた。

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2013年1月14日 (月)

初の発電ゼロ

Photo_3 朝は雨だったが、ボタ雪に変わり、二時過ぎからまた雨。和室の前に太陽光パネルから雪がバサーッと滑り落ちてビックリ。

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太陽光パネルモニターは、一時0.1kwhを表示していたが、結果的に本日の発電はゼロ。パネル設置以来、初めてだ。雪には、勝てない。

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発電所所長にになって半年。昨年6ヶ月間の発電量は、3612kwh。環境貢献度は成木で81本、Co2で1136kg、石油換算で819.9ℓ分。太陽光は地球に優しい! しかも売電で、懐も暖かい。願ったり、叶ったり・・・。

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2012年9月30日 (日)

壬辰・長月の発電・売電

台風が上陸して上州付近を通過したはずなのに、さして強風も吹かず雨量も思ったほどなく、万全の対策をしていたのにちょっと拍子抜け。マー、農作物の被害がなくていいことではあるが・・。

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日中は雲が多く、発電は11.2kwhだった。して、今月の発電予測370kwhに対し、実発電量は521kwhで予想の141.0%。売電が409kwh(17,197円)で7月と大差ない。それにしても雨の少ない長月であった。秋晴れの続く来月の発電が楽しみである。

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2012年9月23日 (日)

発電・売電の最小記録

今年6月の太陽光発電設備設置以来初の終日雨。

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さすがに発電量は少なく、2.6kwh。こんな発電量でも、0.7kwh(29円)売電しているからすごい!!

「暑さ寒さも彼岸まで」というが、このまま秋になってほしいとせつに願うのみ。

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2012年9月12日 (水)

久々の千円超え

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先月は発電量が28.0kwhを越えた日が6日もあったが、消費量も結構あって売電が千円を超えることはなかった。今日は、PV(Photovoltaic power generation )設置以来二度目の売電1000円超えを記録。昼間、不在で昼食の準備をしなかったのが功を奏したのだろう。

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まだまだ残暑は厳しいが、確実に日は短くなっている。冬至までに果たして再び1000円超えはあるのだろうか?

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2012年9月 2日 (日)

降ったり、止んだり、晴れたり

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発電量シュミレーションで最も少ないのが今月。メーカー予測では、370kw/月である。先月から打って変わって、ここ両日の天気は確かにイマイチ。今日は、ドシャブリの早朝から止んだり、晴れたり・・・カメレオンみたいな天気だった。本日の発電グラフはこの通り。

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驚きは、結構強い雨でも空が明るければ僅かながらも発電し、売電していること。単結晶のハイブリッドは凄い! 本日8.4kwhしか発電していないのに売電は4.9kwhで、売電は208円もある。節電・省エネにはまる所以である。

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2012年8月31日 (金)

記録づくめの葉月

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「雷とから風義理人情」とは、上毛カルタの一句。当地の夏の風物詩といえば、雷を伴った夕立だが、今年の夏はちょっと違う。梅雨明け後、私が打ち水をするとなぜか呼び水となって夕立がきたが、今月は一度もない。群馬に越して二十年、初めてだ。

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そんなこともあって今月の発電量は、736kwh。先月の1.33倍、メーカーの予想発電量の147%だった。一日の最小・最大発電量はそれぞれ11.8kwh、28.7kwh。そして注目の売電量は574kwh。なんと先月の発電量を超え、売電額は24120円。買電228kwh(3650円)との差し引きで2万円超となった。

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電力の自給を目指し、自己消費分プラスα程度を想定してシステムを組んだが、こんなに発電・売電するんだったら屋根に載せられるだけ載せるべきだったとちょっと後悔。さらに今夏の記録といえば、一度もエアコンを使用しなかったこと。周囲を木々で囲み、夏涼しく冬暖かいエアサイクル住宅にしたからエアコン使用は例年、湿度が高く寝苦しい夜の数日だけだったが・・・。

記録づくめの葉月も今日で終わり。東電は、来月から電気料金を8%強値上げするという。まだまだ残暑厳しいが、草刈・農作業で健康的な汗を流し、いたって元気な私である。(ちなみに、「雷と空風義理人情」の英訳は、Thunder and dry winds, a deep sense of civic duty and humanity, characterize Gunma.)

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2012年8月 8日 (水)

「見える化」の効用

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今日、東電から使用量と購入電力量のお知らせが届いた。太陽光発電を始めてから初の一ヶ月単位(7/9~8/7)のお知らせだ。詳細は写真の通りだが、使用電力203kwh(4288円)、売電443kwh(18606円)で、都合14318円のプラスである。梅雨明け後の晴天が大きかったのだろう。

Img015_1が、何より驚いたのは、娘が戻ってきて家族が一人増え、オール電化にしたのにその使用電力の少なさ。過去三年の8月分平均が290kwhだから、なんと三割の省エネだ。電力の最大の浪費者だった私が、自家発電を始めて一番変わったからだろう。目覚めて先ずすること、帰宅して先ずすることは、モニターチェック。かつては、帰宅しても玄関の外灯が点いてないと言って連れ合いさんに文句を言っていた自分が、まずこまめにあちこちのスイッチを切るようになった。よく使う照明はLEDに換え、待機電力を抑えるべく、使用しない機器のコンセントは抜くかスイッチを切る。お湯は夜間電力で沸かしたものを使うため少しでも給湯器に近い風呂で取水してポットに入れ、消費電力の高いものは極力使わないなど。照明やテレビ、PCを一個消してはモニターを眺め、IHの目盛りを上げ下げしてはモニターをまた眺め・・・とこんな毎日。「今日の発電量はいくらだったかな?」と帰宅するのも楽しくなったからおかしなものである。

巨大システムの中で見えなくなり、考えることもしてこないから行動も変わらないが、「見える化」の効能って凄いものがある。福島第一の事故情報も全面開示してはじめてあるべきエネルギー政策が見えてくるのに・・・・・・。

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2012年8月 1日 (水)

壬辰・文月の発電・売電

7_1_1発電所所長になって1ヶ月が経った。なんと、発電ゼロの日はなかったから、驚き!! 一日の発電量は、最小3.5kw、最大28.2kw、平均17.9kwで、総発電量は555kw、消費電力359kw、売電は410kw。売電額はなんと17200円にもなった。買電額が3475円なので、都合13725円のプラスである。単純計算すると、年間15万円以上を稼いでくれることになる。

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我が家の昨年までの光熱費は、およそ電気8万、ガス3万、灯油4万で年間十五万円程。今回、オール電化にしたのでざっと見積もれば年間6万円で済み、9万円が浮く。売買電の15万円と合算すれば、トータルで24万円だ。国の補助金4.8万/kwと県の8万、市の15万を合算した補助金総額は45万強で、これを差し引けば、初期投資は10年以内に回収できる計算だが、果たしてどうなるやら・・。楽しみな毎日、毎月である。

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