カテゴリー「趣味」の9件の記事

2007年10月 6日 (土)

30㎞を歩く

40㎞を歩くはずが、今年はスタッフになってしまったので叶わず。3㎞地点での交差点誘導と最終チェックポイント(37㎞)の二つが我が仕事。参加者全員が通過した後、歩くことにした。37㎞地点での私の仕事は15:00~最後まで。つまり、15:00までにそこに辿り着かなければならない。40㎞コースと30㎞コースの分岐で、どうすべきか逡巡したが遅れたらまずいので、30㎞コースを行く。

行きは利根川沿いを遡り、関宿城から江戸川を下るのが40㎞コースだが、途中でショートカットして30㎞コースに向かう。455だから海からの距離が一挙に短くなる。千葉県というのは、この利根川と江戸川に挟まれた大きな中州みたいなものだ。

Photo_3 江戸川を下ること一時間半。いつも通勤で使っている東武・野田線の橋梁が見えてきた。なんか感慨深いものがある。Photo_4 しばし、電車を待ってパチリ。目的地には1時間半前に着いた。40㎞コースを行っても大丈夫だったかな? 余裕の30㎞徒歩であった。

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2007年8月19日 (日)

ゴーヤと茗荷

Photo_10 十日あまり畑を留守にしたので、サー大変! トマトのわき芽は好き放題伸び、整枝に時間がかかる。収穫していないゴーヤは、黄ばんだり40Cm以上になったり・・。食べれそうなモノだけで38本あった。自家消費では間に合わないので、自宅前に「ご自由にお持ちください」とのにわかスタンドを作って何とかさばく。

Photo_11 茗荷も大半が花が咲いた状態。200個位を収穫してこちらも無料スタンドに並べたが、残ったやつは甘酢漬けに。これで、しばし酒のつまみは確保。

猛暑の中、そんなことに明け暮れた一日であった。

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2007年8月 3日 (金)

楽しみな本とムック

今日の午前中までに仕上げなけりゃならないレポートがあり、昨夜持ち帰ってやるはずが、飲んだくれて寝てしまったらしい。気がつけば、和室の畳で朝の4時。それから起きて出かけるまで、書斎で仕事。うーん、それでも終わらない。新幹線・東武野田線の中で続きをやり、やっと目途をつけて会社に到着。でも、アポなしの客が次から次にきて、遅々として進まず。そうこうしている内に、プログラム不具合の連絡があり、対応に追われる。マクロを検証し、何とか修正。全く持って忙しい一日であった。

Photo来週は、一日人間ドッグや夏季休暇で出社せず。やっと、休める。帰りしな、大宮の書店に寄り、こんなものを買ってきた。ゆったり、マッタリしながら眺めようと思う。

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2007年3月 6日 (火)

おいしい情報

Photo_969今朝は結構早く起きたので、駅に余裕を持って行けた。すると普段見れないものが見えてくる。昨日書いた「青春18きっぷ」が、この春なんと8000円だという案内があった。JR誕生、20周年の特別企画のようだ。いつもなら11500円だから、三割引きである。一日1600円で、どこまでも行ける。これは凄い! 使うしかない!

さて、新幹線の車中で新聞を読んでいたら、月刊誌の広告があった。dancyu。特集は、「日本酒と寿司」。「SOS 」を標榜する私としては、買うしかない。帰りしな書店による。陶芸人さんお薦めのPoto TECHNICもあったので、一緒に買ってきた。

Photo_970dancyuの特集で紹介されていたお酒は、この数ヶ月飲んでいた「黒廼江」「貴」「遊穂」「東一」「磯自慢」等。しかも「おいしい酒 選手権」の第一位は「飛露喜」。第二位は、「奈良萬」でいづれも会津のお酒だ。昨年末、会津のraki隊長から送ってもらったものと、昨年2月に蔵元で大吟醸の斗瓶取り搾りたてを頂いたもの。感慨も一入である。(詳細は2006.7.21『「あ喜多」は、飽きない』をご覧ください)

しかも、このところ嵌っている「遊穂」の記事も豊富である。今日は、おいしい情報を肴に飲んだくれた私であった。

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2006年8月10日 (木)

北帰行(3)―宮古・久慈・八戸~盛岡・北上・夏油温泉へ

「どちら様でござんす?」と母。昨日帰省しての第一声がこれだ。承知していたこととはいえ、やはり寂しい。帰省することを事前に知らせておいてもだ。すぐに記憶が戻りはしたが・・・。前夜、母の部屋に寝て、4時に起きた母と色々話す。記憶の線が絡まったり、断線しているのがわかる。まさに「まだらボケ」。5:30に母と兄、私の3人で父の墓参りをし、朝食後駅に送ってもらう。滞在時間は14時間。1年半ぶりの帰省は終わり、また旅の第2幕が始まった。

7:20、宮古行きの列車に乗る。私の母校の後輩達が乗っている。ロングシートに座っていた6人の女生徒を観察すると、携帯を手にいじっているのが2人、談笑しているのが2人、勉強しているのが2人。田舎の平均的な高校生の姿か? 都会では大半が携帯を手にしているだけで見かけない光景だ。そういえば、前日の石巻線・気仙沼線の高校生も携帯を手にしている子はほとんどいなかったなー、と思い起こされた。

Photo_216Photo_217Photo_219 宮古でのわずかな時間で「三鉄一日とく割フリーパス」を買い、三陸鉄道北リアス線に乗り換える。「青はる」特割で半額の900円で思わず頬が緩む。乗車後、30分余りで小本駅に着く。ここは藩政時代、塩を太平洋から南部藩の城下町・盛岡まで運んだ塩の道の出発点。いつかこの道を盛岡まで歩いてみようと思う。

Photo_204Photo_205Photo_206 この線もトンネルが多い。が、南リアス線ほどではなく、海岸線も結構見れる。しかも、景勝地の近くになると案内が入り、減速してくれる。堀内駅を通過してまもなく案内が入り、安家川にかかる鉄橋上ではわざわざ数分停車して、雄大な景色を堪能させてくれた。なかなかサービス精神旺盛で企業努力が感じられる。ワンマンの運転手さんは改札したり、後ろにクーラーの切り替えに行ったり、放送を切り替えたり等など忙しさが伝わってくる。私が、開いたドアから写真を撮り終った瞬間、ドアが閉じた。ああー、手間取っていた私が終わるのを待っていてくれたんだ! と感謝!! 

Photo_207Photo_220 Photo_212 一時間半の北リアス線の旅はアッという間で、9:37に久慈に到着した。JRに乗り換え、更に八戸まで北上したが、いつしか寝入ってしまい、八戸までの車窓からの記憶はない。八戸で新幹線に乗り換える。本当は使いたくない路線だったが、北上から夏油温泉への最終バスに間に合わせるには使わざるを得なかった。太平洋岸を北上(ほくじょう)した北帰行はひとまず終了。Photo_210ここから一転して北上(きたかみ)に向けて南下の旅が始まる。「北上(ほくじょう)から北上(きたかみ)に向けて南下」などと言葉遊びをしているわけでない。これが今回の旅のれっきとした行程なのだ。

13:35、定刻に北上に到着。ここでN氏と落ち合う。バスの発車時間までN氏と湯治の食材の買出しをして、バスに乗り込む。この日は殊のほか暑い。真夏の照りつける太陽がどこまで行ったら弱まり、暑さを感じなくなるのかと思っていたが、バスは平地を走り続けるだけで一向に変わらない。この先に冬場は入り込めない秘湯が本当にあるのだろうか? 県道26号(夏油温泉江釣子線)を西進するバスが、県道187号線(和賀金ヶ崎胆沢線)と交差した辺りから田園風景が一変し、山に入り込んできた。車窓から水神温泉や瀬美温泉の看板が見える。瀬美温泉でバスが旋回した後、少しずつ高度を上げ、道幅も狭くなり、木々に覆われ暑さも和らいできた。バス乗車1時間後、念願の夏油温泉に到着。3年間恋焦がれてきた温泉だ。Photo_213

さー、一週間、まったりするぞ!

<本日の走行路線は、山田線―三陸鉄道北リアス線―八戸線―東北新幹線―東北本線。走行距離306.8km、乗り換え回数5回、通過駅56駅、所要時間8時間46分、通常金額9430円。実交通費7470円(バス代1050円含む)。(走行距離・時間には北上―夏油温泉間は含まず)>

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2006年8月 9日 (水)

北帰行(2)―いわき~仙台・石巻・気仙沼・陸中山田

5:30にタクシーを予約していたので4:30に起床し、一浴。前夜と違ってかなりの湧出量にうれしくなる。準備をして5:20過ぎに表に出たら、既にタクシーが待っていた。挨拶をして、乗り込む。前夜のいわき祭りや今回の旅の話などをしているうちに「いわき」に着く。かつては「平(たいら)」と言っていた駅だが、いつから変わったのやら・・・。

Photo_189Photo_196Photo_197 仙台行き6:17まで、40分余り時間がある。荷物をホームに置いた後、駅周辺をぶらり散策。ホームの蕎麦屋で朝食を取り、新聞と飲み物・つまみを買い込んで列車に乗り込む。席は当然、右側。しかし、結果的に海が見えたのはいわきから15分後の久ノ浜から富岡までの一部と宮城県新知町・山元町周辺だけで期待はずれだった。

Photo_192 車窓からの風景を見ていて気づいたのは、エメラルドグリーンの田んぼのえもいわれぬ美しさと森を背にした家屋敷の荘厳さと安定感、そして海岸沿いの家周りの新旧の違いだった。防風・防砂を考えて家周りに木を配している古い屋敷。新しい家には屋敷森はなく、その対策が全く取られていない。古人の英知を「時既に遅し」となる前に知って欲しいと願うばかりだ。

最も感嘆したのは、たんぼの美しさ。緑の枝豆の畑が延々と続いていても感動はないが、延々と続くエメラルドグリーンの田んぼは実に美しく、邪悪な自分の心が洗われるようだった。走り去る車窓からその美しさを切り取ることが出来ず残念だ。米を巡っては、輸入自由化を阻止するために水田のダム機能や輸入米の安全性の問題などが指摘されてきたが、私は理屈でなく心から日本の稲作は守らねば、との思いを強くした。食糧安保や防災面だけでなく、水田の持つ安らぎ・癒し・そして美、ここにもっと着目すべきではないか! と。

  Photo_190Photo_184仙台での仙石線乗り換えに時間があるので、改札を出て駅周辺を散策。安売りチケットの店で、仙台―東京間の高速バスチケットを知る。なんと、3500円だ。夏油で一緒に湯治をするN氏とは、明日北上で待ち合わせているが、数日前に「バスで仙台に行く」とのメール情報が入っていた。これを使うのか! さすが旅熟れた情報通のN氏と驚く。

Photo_187 仙石線に乗って1時間、石巻では50分の乗り換え時間。駅周辺で魚介類を食べさせてくれそPhoto_185Photo_186うな店を探せどなし。仕方なく「牧場ラーメン」なる看板の店へ。北海道の牧場で働いていたと言う店主があみ出した牛乳とバターを見事に絡ませたスープ。手打ちの麺が5種類あって選べる。お勧めの「焼きのり」麺にする。細い縮れ麺だが、こしがあって旨い。思わず、「麺を土産に頂きたい」と所望したら「いい」と言うので全種類頼む。ふた玉づつ全10玉で600円。余りの安さに「ふた玉づつ頼んだんですが・・・」といったが、その値段だった。感激!

Photo_193  Photo_194Photo_195その後、石巻線・気仙沼線・大船渡線と乗り継ぎ、「盛」から釜石まで「三陸鉄道南リアス線」に乗る。三セクのこの線は、36.6km8駅。通常乗車券は1050円だが、「青春18きっぷ」の特割があってほぼ半額の530円だという。そんなこと知らなかったからうれしくなる。が、この路線、期待に反して大半がトンネル走行で、海どころか地上の風景を見ることがほとんど出来ない。赤字路線というのが少し頷けた。

Photo_191 釜石から山田までは見慣れた風景だが、上野からずっと太平洋岸を遡ってきて海岸線の美しさは我が田舎が一番と改めて承知した。山田町、バンザイ!!

17:25、故郷の陸中山田に着く。仕事を終えた兄がお出迎え。半日がかりの旅だったが、全く飽きることはなく、列車の旅にまたまた嵌りそうな一日であった。

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本日の走行路線は、常磐線―仙石線―石巻線―気仙沼線―大船渡線―三陸鉄道南リアス線―山田線。走行距離398.1km、乗り換え回数6回、通過駅116駅、所要時間11時間8分、通常金額7400円。実交通費5350円(タクシー2520円含む)。

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2006年8月 8日 (火)

北帰行(1)―安中・高崎・上野~いわき湯本

「青春18きっぷ」を利用して長距離移動する場合、「コア(核)列車」というのがある。関西方面なら「ムーンライトながら」、青森・秋田方面なら「ムーンライトえちご」、そして岩手方面なら「ムーンライト仙台」。東京か新宿を23:00台に発車し、目的地に朝方着く列車だ。昨年3月も陸羽東線(奥の細道ゆけむりライン)沿いの温泉旅の際利用したが、その「ムーンライト仙台」がいつしかなくなっていた。どこかで一泊しないと田舎(岩手・山田)に辿り着けない。

東北本線宇都宮のステーションホテル(野宿)を最初考えたが、面白みがない。登山に行くわけじゃないので発想を転換。どうせ1泊せざるを得ないのなら、源泉宿にしよう。本線に近い温泉となれば、常磐線のいわき湯本。2年前の夏、「青春18きっぷ」を利用して日帰り入浴に行ったことがあった。共同浴場「さはこの湯」。この湯に魅かれて、常磐線を遡る旅に決定。この際、全て海岸沿いの路線を遡ることにした。そのコンセプトのもと、時刻表と睨めっこして、今回の行程が決まった。

午前中、所用・やぼ用をすまして安中を12:15に発つ。「青春18きっぷ」で入札し、高崎から定期券を使って新幹線へ。大宮で高崎線に乗り換え、上野に13:45着。飲み物・つまみを買い込む。

14:12、いわき行各停列車は定刻通り発車。いよいよ、海岸線を遡る旅・北帰行が始まった。我孫子・取手辺りまでは見慣れた風景。Photo_176その後はかつて稲敷郡と言われた田園風景が続く。 一杯飲みながら車窓からの風景を見ていたが、いつしか夢の中へ。気がついたら、水戸だった。

17:54、湯本着。今日の宿は、安旅行をする時に利用する「じゃらんネット」で見つけた源泉の宿。Photo_177 湯本駅から徒歩5分。すぐに見つかった。今日は素泊まり。受付時に翌朝のいわき駅始発仙台行き列車に乗るためのタクシ-を予約。宿泊料を払って、部屋に荷物を置き、早速共同浴場・「さはこの湯」に向かう。Photo_178 かなりの混雑だが湯はそれほどヘタッていない。一番大きい八角型の湯舟はやや緑がかっていて、湯香はかすかな硫化水素臭。変形の小さい湯舟は、無色透明で硫黄臭がする。源泉はもともと無色透明だろうな、と思いつつ上がって、成分表を見たら案の定。Photo_179 「含硫黄ナトリウム・カルシウム・塩化物泉」で、5時間後に硫化水素臭とあった。一時間余り浸かって夕食に向かう。

夕食は、以前立ち寄った店と違う店にした。今宵の飲み処は、魚料理がウリの「海幸」。生ビールと刺身の盛り合わせを頼む。付け出しに出てきたのは、貝10個。Photo_180 刺身の盛り合わせも凄い量だ。隣の席のおばさん2人組みが頼んでいた地酒「海幸」を私も注文。Photo_181 まずまずの味。満足して、宿に戻る。

お腹が落ち着いた頃に、旅館の内湯に向かう。源泉は集中管理なので「さはこの湯」と同じ100%掛流しだが、注ぎ口からの入量が少ないので薄く、湯香は感じない。注ぎ口辺りに顔を近づけ匂いを嗅ぐと、かすかな硫黄臭がした。Photo_182 しかし、翌朝入ったときは、入量は前夜の3倍以上でどくどくと出ていて、硫化水素臭がする。新しければ硫黄臭・古くければ硫化水素臭、というわけではなさそうだ。

安い源泉宿に素泊まりし、共同浴場や宿で源泉100%の湯を堪能し、外で好きな物を食べて飲む。通常の宿泊代よりは格段に安い。これも、ひとつの旅の愉しみ方だろう。

本日の走行路線は、信越線―上越新幹線―高崎線―常磐線。走行距離、315.7km、乗り換え回数3回、通過駅53駅、所要時間5時間39分、通常金額7840円。実交通費2300円であった。

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2006年7月 1日 (土)

梅雨の八ヶ岳を満喫

Photo_35昨夜降っていた雨は上がり、外は曇り空。予定より30分遅れの朝食を山荘仮眠室の下でとっていると宿のご主人が起きてきて店開き。昨日の登山者から頂いたと言う「花情報」や赤岳天望荘に設置されているWebカメラの映像をパソコンで見せてくれた。 「今日は晴れはしないけど曇りかな?」と言う。Photo_36何でも自分に都合よく考える私は、晴れを期待しつつ標高1500mの美濃戸口を出発した。 同行者は私と同年代のY氏、登山初心者のK氏、そして独身のS嬢。目指すは八ヶ岳の最高峰・赤岳(2899.2m)だ。ここから横岳(2829m)・硫黄岳(2760m)と南八ヶ岳を縦走し、日本最高所の温泉・本沢温泉に至るのが今回の旅。

6:45分に出発した我々が、赤岳直下の行者小屋に着いたのは、3時間後。ここから約550mの標高差を1時間余りで一気に登っていくことになる。小休止して登り始めようとした矢先、激しく降り始めた。気温もぐっと下がって手はかじかみ、着込めども身体はガクガク。予定を変更してここ行者小屋で昼食をとって様子を見る。カップラーメンやコーヒーなど温かいものを摂ったら少し身体が落ち着いた。Photo_37「ショートカットして、温泉に向かおう」と弱音を吐くK氏に「せっかく来たんだから行きましょうヨ!」と頼もしいS嬢。この一言で決まった。1時間後、小雨の中を赤岳に向かう。 この文三郎尾根の急登コースは、地肌が剥き出しの斜面には階段や梯子が設置されている。連続ではないが、ざっと300段くらいはあったか。私は何度か上下山しているが、あまり楽しいところではない。「天国への階段」と冗談を飛ばしながら登るY氏。上は大分風が強いとの下山者情報を行者小屋で得ていたので、不安になる。

Photo_38 阿弥陀岳との分岐地点への一番乗りは元気なS嬢。続いた私が標識を入れて写真を撮ってやろうとした矢先ものすごい風で吹き飛ばされそうになり、しゃがみ込む。今日の一日を予感させる突風の洗礼を受けた。Photo_40 Photo_39

12:35、当初予定より2時間以上遅れて赤岳山頂に到着。証拠写真を撮って早々に横岳に向かう。稜線に出た以上目的地へのショートカットコースは最早ない。先に進むしかないが、トイレ休憩で赤岳天望荘に寄る。冷えた身体を癒すべくコーヒーを注文。なんと生ぬるいコーヒーが500円もした。とにかく、急いでこの稜線を降りないと・・・。いざ出ようとしたら外はビュービュー唸っている。ドアを開けたら風が一気に入り込み、小屋ごともって行かれそうな勢いだ。しばし躊躇したが、とにかく行くしかない。「エイッ!」と気合を入れて外に出た。Photo_43 Photo_44 幸い小雨Imgp1173 Imgp1103 だったが、暴風Photo_45なのにガスで視界は10mあまり。展望なんてないに等しい。もっぱら下と両脇を見ながら高山植物と動物の糞探しで気を紛らわした。こんなにも下しか見なかった登山も珍しい。

横岳までは1時間コース。途中「大権現」の石碑があったので横岳は近いと思ったが行けども辿りつけない。その内、標識が出てきた。左方向の文字が見えない。反対側に書いてあるかと思ってS嬢に聞くが、書いてないと言う。あれ、「大権現」の先に分岐なんかあったかなー、と地図で調べるがそんなものはない。そのはるか前なら杣添尾根の分岐が載っているが、このガスで見落としたのだろうか?いや、そんな筈はない。地図に書いてないのに道は確かにある。おかしいと思いながらも地図を信じ、「この辺一帯が横岳ですよ」なんぞと嘯く。みんなはどう思っていたのやら・・。Photo_46  次なる硫黄岳へのルートの半分くらいは来ているだろうと歩いていたら前方に碑が見える。「横岳頂上」。“ガーン!!” 唖然・呆然・愕然・慄然・・・。「迷プランナー」とY氏に揶揄され、ツアコンの信用は一気に失墜。「Sトラル企画」の真骨頂。時は15:00ジャスト。この調子でいったら最終到着地へは17:00を回ってしまう。Photo_41

ガスで視界不良のうえ横殴りの暴風。S嬢は帽子を飛ばされ、自身も1~2m流されることは幾度となくあったPhoto_47。風上に身体を傾け、しっかりと踏ん張り、飛ばされまいと私ももがいた。 鎖がなく1mもない稜線で煽られたらまっ逆さまに転落、天国へとなってしまう。そんな危険と隣り合わせの山行も稜線を離れ、風が多少和らぐことでその後はほぼ予定通りのコースタイムとなった。とはいえ、宿への伝令で先を急いだ私の到着が17:30。残り3人が本沢温泉に着いたのは17:55、夕食時間5分前であった。Photo_42

梅雨の八ヶ岳との11時間に及ぶ格闘も、過ぎてしまえば楽しい思い出として、こうして書きとめられる。重い荷物を背負って、なに好き好んで山なんぞに人は登るのか? しかも天気が悪いとわかっているくせになぜ行くのか? それは、行った者にしか分からない名状しがたい世界が、確かに、そこにはあるのです!!

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2006年6月30日 (金)

トラブル続きの旅の始まり

会社の同僚や友人と旅する時、私がプランニングすることが間々ある。これまで国内は言うに及ばず、韓国や中国へもその国の時刻表を取り寄せて立案してきた。仲間内では、「Sトラブル企画」といわれている。今回は会社の同僚3人(K・S・Y)との「八ヶ岳と秘湯の旅」。

この日の18:00、万難を排して会社を出発。「いやー、なんとか定刻に出れたね」と言いつつ駅に着いたら「あー、切符忘れちゃった!」と言うが早いか荷物を置いてK氏は走り出していた。まずい!18:11の電車に乗らないと今日中に目的地にたどり着けない。大宮・新宿での乗り継ぎ時間はどこもわずかだ。次の電車を覚悟したが、なんと奇跡的に間に合った。途中で自転車を借りたK氏の機転を利かした対応と脚力、私の企画ミスが効を奏した。発車は実は18:13、大宮の到着も6分早かった。Photo_32 乗り継ぎ時間が短く夕食を取る時間などないと思っていたが、20分あまり空いたので立ち食いで夕食を済ます。新宿発20:00の「スーパーあずさ」への接続列車は、大宮発19:12の湘南新宿ライン。ホームに下りたら列車遅れの放送。うーっむ、またもやトラブル。大分焦ったが、11分遅れで到着。Photo_33新宿での乗り換えも何とかでき、酒を買い込んで乗車した。お酒がなくなる頃を見計らったように、「あずさ」は定刻の22:08に茅野に到着。タクシーで美濃戸口の八ヶ岳山荘に向かう。途中コンビニで明日の朝食・昼食・飲料などを仕入れる。

Photo_34 今回の旅は、8年前の営業所時代のリメイク版で、この八ヶ岳山荘にも泊まっている。素泊まり2000円は、いまも変わらない。時間が大分遅かったので先客が大勢陣取っているかと思いきや、さにあらず。誰一人いない。しかも、布団・モーフなど寝具も完備されている。シュラフ持参で来たのに、喜ぶべきか悲しむべきか? ここでもまたもやミス。8年前の私の記憶なんててんで当てにならない。Imgp1079_1

旅の始まりからのミスやトラブルの数々。「Sトラル企画」の本領発揮か! せめて明日は何もないことを祈りつつ、合宿所風のここで軽く呑み、眠りに着いた。

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