カテゴリー「書籍・雑誌」の16件の記事

2010年12月30日 (木)

読書三昧!

すっかりご無沙汰してましたが、この年末からブログを再開します。

今年は、まさに「晴耕雨読」。増えた管理農地の農作業と読書に明け暮れていました。

9月までは、ヨーロッパの食文化と病の世界史。その後は日本の民俗、とりわけ疱瘡神や塞神、水神と関わる女体神社など。双体道祖神は言うまでもないが・・・。

今年読んだ本の白眉は、内山節「共同体の基礎理論」(農文協)。自分の30年余りの思考と生活の連続性を感じる事が出来た。いま、三度目の読み返し中。

結構面白かったのは、安田喜憲「森を守る文明 支配する文明」。森の神への畏敬の念を忘れた社会は滅びる、と環境考古学の観点から警鐘を鳴らす。 ブックオフで105円は嬉しい限り。

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年末、三つの図書館(群馬県立図書館・松井田図書館・野田市興風図書館)から借りてきて、今読んでいるのはこの16冊。今日読んだ「民俗とナショナリティー」は、厠と排泄、犯罪と猟奇、男色、無法と悪党の民俗などすごく刺激的で新たな知見が満載。

一杯やりながらの読書三昧、いいもんです!

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2010年10月14日 (木)

「もし・・・ドラ**」読んだ!

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やっと自分の時間を持つ事が出来た今日、会社のS嬢から『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を借り、帰りの車中から一気に読了。いやー、実に面白かった。

折りしも帰宅して観たTVのニュースでは、チリ鉱山事故で作業員の指揮監督者だった人が、おそらくドラッカーの本を読んでいただろうと報道されていて、感慨深いものがあった。

そして、「もし高校の*がドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を書いてみたくなったというのが偽ざる心境。さて、はて、叶うやら・・・。

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2010年7月 4日 (日)

待ちに待った・・・。

昨日は、早朝から千葉へ組合の定期大会で出かけ、今日は畑にはいつくばって草取り。へとへとになった頃に雷雨があり、作業を終わりにした。

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遅めの昼食をとり、図書館へ。予約していた本が準備できたらしい。過日亡くなった井上ひさしさんが、新聞社・出版社などから委嘱されて書いてきた延べ三百七十余の賞や懸賞・公募の選評を年代順にまとめた『井上ひさし全選評』(白水社)がそれである。6000円強支払って、買うか迷ったが、高崎市民図書館に入っていることを知り、予約。予約No.1だったが、手にしたのは、1ヶ月後の今日というわけ。

本文772ページ、果して何日で読めるか? 持ち帰りの仕事と相談の日々である。

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2010年1月23日 (土)

ムーミン(牧民)に嵌ってます

週の初めから体調を崩し、19日は休暇を取って寝込んでいた。まだせき・鼻水が止まらない。今日は、温泉も石仏巡りも封印し、図書館に出かけた。

_1先週読んだ『遊牧民から見た世界史』(杉山正明著・日系ビジネス文庫)が眼から鱗の連続。ブックオフで100円で買った本だが、凄く得した気分。中華思想や西洋中心史観とは違った視点から歴史を眺めてきたつもりでいたのに私も毒されていたことがわかり、いま遊牧騎馬民の世界に引き込まれてしまっている。

_1_2 先週借りたチンギスハンのDVDの続きは貸し出し中で借りられなかったので、『騎馬民族史』(東洋文庫)とウィグルやモンゴルの音楽CDを借りてきた。しばらく、ムーミン(牧民)の世界を渉猟しそうである。

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2008年7月20日 (日)

?な一日

目覚めたら階下で忙しなく動く足音。子供育成会の廃品回収の日らしい。かみさんがせっせと段ボールや新聞紙・雑誌などを梱包し、運び出している。なんか、無言の圧力・・・。

Photo_5Photo_6リビング・和室・食堂・廊下などありとあらゆる所に散乱している私の書籍・雑誌・書類。この12週間少しづつ片づけ始めてはいるのだが、更なる努力が必要と判断して始めたが、これが終わらない。捨てられない人間の悲しい性・・・! 夕方までやっても終わらず、下仁田に「てのしこんにゃく」を購いに車を走らせた。閉店30分前に着く。

Photo_7帰り道は、「湯の郷 かぶら」に寄る。外観は、煉瓦作りで富岡製糸場の雰囲気だ。おそらくそれを模したのだろう。その後、酒のコヤマで、四合瓶二本と厚揚げ2枚を購入して、その内1本を開け、厚揚げも食した。(詳細は、後日)

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2008年2月22日 (金)

芥川賞の周辺

Photo138回の芥川賞受賞作品・「乳と卵」を読んだ。私の感想は後に回し、選者評をいくつか。

「仕掛けとたくらみに満ちた良い小説」「最適な量の大阪弁を交えた饒舌な口語調の文体が巧み」(池澤夏樹氏)、「勝って気ままに振る舞っているように見せかけながら、慎重に言葉を編み込んでゆく才能は見事」(小川洋子氏)、「無秩序で煩雑に思えるが、・・・ぎりぎりのところで制御された見事な文体で書かれている」(村上龍氏)、「言葉のエネルギーが持続力を持つものであることを証明する作品」(黒井千次氏)、「作家としての引き出しの多さ」(宮本輝氏)、「饒舌に語りながら無駄口は叩いていない。容れ物としての女性の体の中に調合された感情を描いて、滑稽にして哀切。受賞作にと、即決した」(山田詠美氏)。

選評を寄せた9名の内6名は好意的だが、「この作品を評価しなかったということで私が将来慚愧することは恐らくあり得まい」とまで書いている方がいた。「一人勝手な調子に乗ってのお喋りは私には不快でただ聞き苦しい」。

その方とは、東京都知事・石原慎太郎氏。1955年、「太陽の季節」で芥川賞を受賞した方で、この人の作品は高校・大学時代に結構読んだ。中でも『命の森』に心酔した時代もあった。その後、彼の言動には与しない事が多いが、今回ばかりは同感である。

そんなに小説を読んでいるわけではない私が読んだ芥川賞の遍歴から言って、「エッ、これ何?」って、全くもって不可解だったのが1976年の村上龍「限りなく透明に近いブルー」だった。この方が今では、その賞の選者の一人である。安部公房「壁」、北杜夫「夜と霧の隅で」、柴田翔「されどわれらが日々」、李恢成「砧をうつ女」その他いろいろあれど、純文学の登竜門であるこの賞も時代と共に“変質”してきたなー、思う。

ちなみに芥川賞第一回受賞作品は、石川達三の蒼氓。今から丁度100年前のブラジル移民船・「笠戸丸」に乗り組んだ人々がテーマであった。隔世の感がある。その意味では、今回の選者の一人・高樹のぶ子氏が「絶対文学と文芸ジャーナリズムの間で」と題して書いていた一文が、私にはストーンと落ちるものがあった。「自分の中の絶対文学と候補作の距離が許容されるものであるかどうか、許容されるには何が必要か」

明日から一泊二日で会津に出かけてきます。題して「極上のたまて箱を開けに田舎旅 旨酒編」懐が深く、いつもオープンな会津が大好きです!!

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2008年2月19日 (火)

-8℃・食の戦争・乳と卵

87朝、エンジンをかけたら-4℃を表示。磯部田んぼでは瞬間風速で「-8℃」を記録した。今冬の最寒気温を更新。高崎でも凜として、Maxたにがわ400号が発車してまもない西の空に冠雪した浅間山が綺麗だった。Photoその左手に高崎観音。この二つをフレーミングしてみたが、朝日が昇る前なので光が足らず、不鮮明。大宮の空はくすんでいて、富士は拝めず。

Photo_2 夕方、順調に仕事をこなして今日もほぼ定時退社。途中購った雑誌は、週刊「東洋経済」と月刊「文藝春秋」。このところ良く読んでいるのは、この「東洋経済」。先週の非正規労働者問題を扱った特集も面白かったが、今週の「食の戦争」も時宜を得た特集で中々いい。帰りの新幹線の中で読んできたが、食と農を巡る国内外の情勢がつぶさにわかった。機会があれば、詳述したい。

今宵は、「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見た後、一杯やりながら芥川賞受賞作品・川上未映子「乳と卵」を読む事にしよう!

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2007年10月 5日 (金)

「続岳物語」

前日、「面白くて一気に読んじゃいましたよ!」と「岳物語」を貸してくれたT嬢に言ったら、「『続』もありますよ!」と言って『続岳物語』をまたもや持ってきてくれた。Photo_2 これまた、帰りの電車で読み始め、再び一日で読了。前作ほどの感動はないが、野田知佑さんが部屋の中にテントを張ってそこで寝ている、という文に出会って思わず車内で一人ほくそ笑んだ。

私の後輩のAは、山に行きたくなって叶わないときには部屋にテントを張って寝る。馬鹿な奴だなー、と思っていたが、天下の野田知佑さんの真似をしていたのだろうか?

シーナさんが後書きで書いていた「親バカをベースにした男たちの友情物語」。今度の解説は、岳くんの友人・野田知佑さんだ。「本の『岳物語』はこれで終わるが、われわれの『岳物語』はこれからいよいよおもしろくなるところだ」。

えー、この後はないの? 藤本義一よろしく「続続岳物語」を自作する楽しみができた、と理解しよう!

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2007年10月 3日 (水)

「岳物語」

「これ、私のこと!」と、朝の挨拶もそこそこに隣の席のT嬢が言う。何かと見れば、「産休つれづれ」なる文章だった。天童荒太さんの「家族狩り」シリーズ5冊を借りてきたその友人にT嬢が、「胎教に良くない」と『岳物語』を勧めたというくだりだ。「どっちも読んだことない!」といったら、早速T嬢がその『岳物語』を持ってきてくれた。帰りの電車の中で読み始めたらサラッと読めて、中々面白い。帰宅後も続きを読み、一気に読了。

Photo 椎名誠さんと息子・岳くんとの「なにかやるせないようなあやうい糸のつながり」や「ほのぼのとした」親子関係、少年の自立に戸惑い始めた親父の姿がさりげなく美しい。嗚呼、私もこの二人と同じ体験がしたいなー、と切なく思う。

「男の子が欲しいなー!」と言った私に、「あなたが産むならいいわよ!」と言ったかみさん。今は昔の話。

斉藤茂太さんの解説がこれまたいい。読後感のさわやかな、nice novelであった。

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2007年6月28日 (木)

湯ちゃん・山ちゃん・鉄ちゃん

新聞広告に出ていた田山花袋『温泉めぐり』(岩波文庫)が読みたくて、大宮の書店に寄った。「蒲団」「田舎教師」など学生時代に結構好きで読んだが、温泉本があるとは知らなかった。帰りの新幹線の中でパラパラ見ていたら結構私が浸かった全国の湯が出ていて、続きを読むのが楽しみだ!

Photo_327 ついでに買ってきたのが、『山と高原地図』の「浅間山」と「志賀高原」、そして野田隆『テツはこう乗る』(光文社新書)。7・8年前までは結構精力的に山に行っていて、日本百名山の30座ほどには登っているが、群馬に越して来て温泉に恋してからは機会が大分減っていた。先週末、感動の浅間山南西麓・「天狗温泉」を知って、近場の「山と温泉」を堪能しようと思い始め、高原地図を買ってきた次第。

また、テツちゃん本を見つけ、なんの迷いもなく購う。鉄ちゃんには、「乗りテツ」「撮りテツ」があるのは聞いていたが、さらに「収集テツ」「模型テツ」があることを知る。そういえば、いるいる・・・。

この本を読んでいて、私の中に充分「鉄分」があることを改めて知った。さて、今夏は何処を「乗りテツ・撮りテツ」しようか?!

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