「葷酒」って、どんなお酒?
沼田市・川場村に向けて車を走らせていたら、箕郷町のT字路で夥しい石仏発見。龍門寺の参道に観音像が40体余りズラリ。
が、私の関心を引いたのは、山門右手の「禁葷酒」と刻まれた石碑。これって、何なんだろう?
帰宅したら調べようと思いながら向かったのは、沼田市の舒林寺。ここは真田藩の菩提寺で、信守の墓地の一隅に十字を刻んだ石堂がある、というので見に行った次第。ところが、どっこい。山門の石碑を見て、ビックリ。なんと、ここにも「葷酒」があるではないか。庚申塔の隣に「不許葷酒入門内」と刻まれた石碑。あれっ、ひょっとして・・・と思ったら案の定。どちらも曹洞宗の寺院だった。
確信を持ったのは、その後にこれを見てから。沼田市・孝養寺山門のご覧の石碑。こちらは、「不許葷酒入山門」と刻まれていたが、ここも曹洞宗の寺院だった。
帰宅後に調べてわかったこと。
①現在、曹洞宗は日本最大の寺院数を誇り、修行の基本は坐禅。開祖は、道元。永平寺が代表的寺院。
②「禁葷酒」「不許葷酒入門内」「不許葷酒入山門」。これらは、「葷酒山門に入るを禁ず(不許可)」ということらしい。「葷」(くん)とは、ニンニク・ネギ・ニラ・ラッキョウ・ノビルなど臭いが強くくさい野菜のことをいい、精力がつき過ぎて人間の心を乱すところから、修行の妨げになると考えられ、酒と共に禁止されたようです。
禅寺にお酒やアクの強いものは厳禁のようだが、我はどちらも大大ダーイ好き。飲酒禁止のイスラム教徒になる気はさらさらないが、どうやら禅寺からも嫌われたようだ!
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コメント
わが家は浄土真宗。曹洞宗じゃなくてよかった。
投稿: じゅんねん | 2008年5月 5日 (月) 21時37分
よいテーマをいただきました。我が家も曹洞宗ですが、この石碑が町内のどこにあるか探検に行きます。
でもあるらしいとの情報があります。
ちなみに、某町の首長は曹洞宗の寺の坊さんで、Shogun様との“飲み仲間”
投稿: 会津 陶芸人 | 2008年5月11日 (日) 14時18分
Shogun様との“飲み仲間”が、曹洞宗の住職さん。うーん、面白い!
実は、沼田市の舒林寺には、酒仙・若山牧水の「番傘の碑」がありました。ブログの続編で紹介しようと思っていたのでが・・。
会津の寺院を調べたら、2年前にご案内頂いたM町のS寺は、曹洞宗のようですね。私が撮った写真に、山門前のあの石碑はありませんでした。意識がなかったからか、「熊出没注意」に目が奪われていたからか? ぜひ、精査してください!
投稿: 会津 陶芸人様へ | 2008年5月11日 (日) 21時08分